「川崎フットボールアディクト」

【コメント】 J1 第20節 川崎vsFC東京(中村憲剛)「みんなで補い合うという意味では最後に追いついたのは大きい」

J1 第20節
8月5日(土)(19:03KICKOFF/等々力/25,043人)
川崎 1 – 1 FC東京

◯中村憲剛
「(FC東京は)真ん中を固めてきてたので。外の幅の使い方をもう少しうまくできたら良かったと思います。特に高い位置でやれれば相手は勝手に下るので。ちょっと中中に行き過ぎたかなというところはあったかなと思いますが、そこは難しいところで。
紳太郎とエウソンの前に誰かがいて、そこを回って高い位置に押し込んでの崩しというのがあまりなかったかなと。ノボリも悠も中気味になってたので、そこからエウソンに斜めからボールが入って悠が決定機を作ったりとかもあったんですが、もう少し工夫しても良かったのかなと。
あとは自分も含めてシュートを打つところの選択ですよね。逆にオレも含めて打とうと思った時にパスでパスミスになったり。で、もう一つスルーパスを出せたら、という時にシュートを打ったり。でもそれは悪いことではないんですが、そこの冷静さというところをもう少し突き詰められればいいのかなと思います。
やり続けるしかないので。自分たちでこういう状況は打破していかないといけないですし、前半の阿部ちゃんのやつとかは今までは決めてたので。決めてるから自分たちの流れになってた。そうでないときにガマンできるかというところで、後半開始早々に失点してるわけで。そこはまだ甘いところでもあるし、チームとして前進していかないといけないところはまだまだあるのかなと思います。
毎回毎回、前が決められるわけでもないし、後ろが守れるわけでもない。みんなで補い合うという意味では最後に追いついたのは大きいですし、やっぱり自分たちで決めきるところを決めていれば勝ってる試合なので。それは自分も前の人間として反省点ですし、愚直にやり続けるしかないと思います」

(取材・構成/江藤高志)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ