「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】J1 第22節 川崎vs鹿島 後半も追加点を決め、3−1で勝利

■素晴らしい内容で先制。1−0で後半へ
次から次へと言葉が出てきて、どう表現すればいいのかがまとまらない。
それくらいに内容豊富な前半だった。

首位のチームを圧倒するパスワーク。
まともにフロンターレを止められない鹿島は、金崎夢生が悪役に徹し、サッカーの本質とは離れたところでリズムを崩そうとする。
それに輪をかけるのが、西村雄一主審の曖昧なフエだった。

「何か一つだけ足りないものがあるとすれば…」、というフレーズが浮かんできた前半終了間際。見事な連携で先制点。
これ以上ない極上の前半だった。
1−0で折り返した後半。
間違いなく前に出てくる鹿島の攻勢をいかに防ぐか。
正念場だ。

■大きな勝ち点3を手にする
後半開始早々の47分に阿部浩之が追加点。鹿島が反撃に入る前の鮮やかな追加点となる。
点差を2点に広げたフロンターレに対し、鹿島は56分に鈴木優磨を投入して反撃に出る。
粘り強くこの攻撃を防いだフロンターレが、73分に家長昭博のリーグ戦での移籍後初ゴールを決めて3点目を奪い試合を決めた。
試合の終盤、フロンターレは追加点を奪える機会が続いたが決めきれず、鹿島に希望を残したのが反省点と言えそう。
とはいえ、試合は首位鹿島に3−1で快勝。優勝戦線に踏みとどまる勝ち点3を手にした。

(取材・文/江藤高志)

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