【レポート】ACL 準々決勝 第1戦 川崎vs浦和 個々の特徴が出た3得点。浦和の反撃を1点に抑え、3−1での勝利を手にする
■中村憲剛の個人技
中村憲剛からのパスがズレた家長昭博が悔しそうな仕草を見せ等々力の空気が緩んだその刹那。中村憲剛が猛然とダッシュをはじめる。
「アキとワンツーしようと思って、アキから横パスを受けて(パスを)出したんですが、届かなかったのか、ズレたのかで…。でも(パスが)緩かったので、これ行けるなと」考え自らのパスに追いついて攻撃態勢に入る。すぐさまマウリシオがカバーに入るが彼の股を抜いて持ち出した。「ちょうど股が開いてたので行けるかなと思ったら行けた」のだという。そのままシュートを打つ判断もあったが、視野に入って来た小林悠へのパスを選択。足元にピタリと合わせ、小林の先制点が生まれた。前半33分のことだった。
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