「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】J1 第33節 浦和vs川崎 浦和の攻勢をしぶとくしのぎ、勝ち点3をもぎ取る

■小林悠の先制点もあり1−0でリードして後半へ
最初の決定機は浦和に作られるが、チョン・ソンリョンのファインセーブでこれを跳ね返すと、お互いに持ち味を発揮した内容に。

浦和は、長澤和輝が自由に動きつつ、深い位置からのロングフィードに高木俊幸を走らせる形を何度か作る。危ない場面もあったが、最終ラインが踏ん張りを見せた。

先制点は家長昭博の頑張りから。相手DF2枚に囲まれつつもボールを持ち出してクロス。これを小林悠が決めて先制している。

松尾一主審が緩めのフエのため、少々ラフなプレーが見られるのが気になるところ。後半も追加点を奪い、勝ち点3を手にしたい。

■一方的に守る展開
間延びした中盤をケアすべく前線の2枚のプレスの位置を少し下げて全体をコンパクトに。ただ、その結果として後半は全くいいところ無く一方的に浦和に攻め込まれた。

この展開で失点していたら酷い試合運びだったが、それでも無失点で逃げ切るところに泥臭さとタイトルへのこだわりが見て取れた。

内容は悪かったが、勝ち点3は持ち帰れた。それ以上でもそれ以下でもない試合だった。

(取材・文/江藤高志)

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