齋藤学、盛大な拍手で迎え入れられる【新体制発表会見】
2018年シーズンに向け、1月21日に川崎市内で新体制発表会見が行われたが、個人的なハイライトは、齋藤学の会場への入場シーンと挨拶だった。
新加入選手として、守田英正、脇坂泰斗、鈴木雄斗(ラルフ)、下田北斗、赤崎秀平が次々と紹介されたが、フロンターレサポーターはひときわ大きな拍手で齋藤学を会場に迎え入れた。
もちろんフロンターレへの移籍が発表された後のSNS上での齋藤の覚悟の挨拶文と、それに対する数多くの批判的な書き込みの存在をふまえたものであるのは間違いない。
「ようこそフロンターレへ。俺たちが全力でサポートするよ」という気持ちが伝わってくる場面だった。
万雷の拍手を受け挨拶を行った齋藤は「ライバルとして多くの試合をしてきたが、まさかこのユニフォームを着ることになるとは」と話しつつ「このチームで4冠を目指したいと思います」と宣言した。
個人的に感動させられた新加入の挨拶直後に、相撲取りの格好をさせるところがまたフロンターレらしいところだが(笑)。
(取材・文・写真/江藤高志)