「川崎フットボールアディクト」

【レポート】沖縄合宿3日目「練習試合翌日らしく軽めのメニューに」

前日の練習試合を受けて行われた沖縄合宿3日目の練習は、寒風吹きすさぶ中で行われた。

とは言え、前日が練習試合だったということもありメニュー自体はかなり軽め。フィールドの選手たちは室内で10分程度ウォーミングアップを行い、ピッチに出るとジョギングやパス練習などを消化。全体練習は50分程度で終了した。若手選手などはその後個別に居残り練習を行った。

午後練習のハイライトは全体を2つに分けて行われたシュート練習であろう。ある程度メンバーを固めた状態で分けられた選手たちは、パスを織り交ぜながらゴール前に走り込む選手にしっかりラストパスを合わせていた。また主力選手が振り分けられた組に守田英正が入っており、期待値の高さを伺わせた。

全体練習終了後には、シュート練習や体幹トレーニングなど、各自足りていないと考えるものを補強するメニューに取り組んでいた。

前日に行った練習試合のこともあり、午前、午後の二部練習ながら練習時間も含め軽めの一日となった。

なお前日の千葉、琉球との練習試合について中村憲剛に振り返ってもらったが鬼木達監督がやるべきこととして求めていることに対し「トライする」ことが大事だと指摘。難しいコンディションの中、連携のところを高めるということ。また「個人のところで出して動くところ、守備で戻るところというのはチャレンジしようということ」を念頭に試合を行ったという。ミスで失点した琉球戦については「良いところ、良くないところが出た」と総括している。

(取材・文・写真/江藤高志)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ