【速報レポート】ACL GS 第1節 川崎vs上海上港 1失点を追いつけず、悔やまれる敗戦となる
■ボールは握るが、ミスから先制を許す
立ち上がりから川崎フロンターレがボールを握る展開。悪くはなかったが、上海上港が低調な立ち上がりだったことを差し引く必要はありそう。
上海上港の最終ラインに対し、両サイドハーフが下がり6枚で守る守備的な試合運びのため、フロンターレが崩し切った回数は少なかった。
そんな中の失点は判断ミスの連続から与えたスローインから。悔やまれる失点となったが、跳ね返すだけの力はある。
後半の巻き返しに期待したい。
■決定機を作るも1点を跳ね返せず
後半に入っても膠着した状況は打破できず。前線とボランチの間にスペースが空いてしまい、そこをうまく使えなかった。ならばと交代采配で流れを手繰り寄せようと試みるが、せっかくの決定機も決められず。
個人的には、前線とボランチの間にできていたスペースを埋めるべきではないかと考えていたので、その意味で守田英正の投入は納得だったが、いかんせん86分と時間が遅すぎた。
昨季、冴えまくっていた交代が遅れてしまったのが悔やまれるところ。
(取材・文/江藤高志)