【レポート】ACL GS第2節 蔚山現代vs川崎 悔やまれる2失点と、見せた意地
■対策
ボールを握っていたという評価と、持たされていたという評価の境界線は、チャンスメイクの数にある。シュートにまで行く回数が増やせているのなら、握っていたと言っていい。ただ、ゴール前を締められており、最終ラインを突破できなかったのだとすると、相手にしてみれば「持たせていた」試合になる。「持たせていた」と考える相手が狙うのは、ゴール前を閉じてブロックを作って守りつつ、ミスにつけこんでカウンターを打つという攻撃だ。
ACL第2戦のアウェイでの蔚山現代戦の前半は、川崎フロンターレがボールを動かしながらもチャンスは作れず。その一方で、フロンターレ守備陣が自陣に向けて全力疾走する姿が目立つ展開となってしまった。
この試合、明らかに目立っていたのがフロンターレのボランチに対する相当な圧力だった。
(残り 1621文字/全文: 1965文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ