【速報レポート】ACL GS第3節 川崎vsメルボルンV 後半ATの失点で2−2で決着
■先制点を守れず。1−1で後半へ
メルボルンVのプレスはかなり激しいものではあったが、外せないものでもない、ということで余裕を持ってボールを回し、穴を探す展開。
立ち上がりはセーフティーに入りたいという意図もあったのか、長めの浮き玉のパスも織り交ぜていた。
先制点は相手ゴール前でのパスワークが奏功したものだったが、その6分後にCKから失点。
相手の運動量も考えると、後半もう少しペースを奪える展開が予想されるがどうなるか。
メンタル的に考えて、1失点したというネガティブな思いを振り切ってほしいところ。
■勝てない
最終ラインの裏に走らせるパスを多用してメルボルンVを前後に揺さぶりペースを握る。前半から走っていたこともあり、ペースダウンしたメルボルンVに対しボールを握る時間帯が続いた。
きれいな崩しから後半55分に登里享平のゴールが決まり2−1とリードするが、追加点を奪えず、ズルズルと時間だけが経過した。
勝ちきらなければならなかった後半アディショナルタイムにPKを与え、これで失点。結果的に2−2のドロー決着となった。内容では悪くなかっただけに悔やまれる引き分けとなった。
(取材・文/江藤高志)