「川崎フットボールアディクト」

【レポート】J1 第4節 名古屋vs川崎 内容の詰まった一戦は大久保嘉人のファーストタッチゴールで辛勝。フロンターレ、首位に浮上

■意地と意地のぶつかり合い
結果的に勝てたから言えるのかもしれないが、率直に言って楽しい試合だった。

試合開始直後の時間帯は圧倒的な川崎フロンターレペース。9分に中村憲剛からのクロスを小林悠が決定的な形で合わせた場面を始めとし、名古屋を圧倒し続けた。これは遅かれ早かれゴールは決まるだろうとの思いを強くする序盤戦ではあったが、さすがに相手もプライドがある。徐々にペースを握り返す。

その名古屋は「あれだけ高いとは思わなかった」と中村憲剛が舌を巻く守備ラインの高さを維持。裏に飛び出されることを恐れずに、強気のラインコントロールを続ける。

「ラインが結構浅くて、簡単に一本で裏とかいうシーンもあった」と振り返るのは小林悠。自らも決定機に顔を出せており「やってて攻められないな、という感覚はまったくなかった」と話すが「1点が遠かったので。もう少し早い段階で決められてれば楽な試合になってたかなと思います」と反省していた。

高いラインの裏をシンプルに狙えばよかったと憲剛は話すが「前半に関してはこっちも意固地になった」ところがあったとも言う。つまり密集状態を作りつつショートパスで攻め崩してやろうと名古屋に挑み続けていたということ。もちろんそう簡単なものでもなく、結果的にスペースを消す結果になってしまったと憲剛は反省する。

(残り 2056文字/全文: 2610文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

1 2 3 4
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ