「川崎フットボールアディクト」

【プレビュー】ACL GS第5節 上海上港vs川崎 試合前に敗退が決まる可能性があるなか、ACL今季初勝利を目指す

■明暗分かれる両者
まさかこれだけ負けが込むととは思わなかった。4日に敵地で上海上港との対戦を控えるACLの話だ。ここまで川崎フロンターレは、ACLのグループステージ4試合を消化して1分け3敗の勝ち点1という結果。4戦して勝ちがないというところまで追い込まれるとは想像していなかった。先日の広島戦が今季初黒星となったJリーグとの落差は大きい。数字だけ見れば絶望的だが、驚くべきことにまだグループステージ突破の可能性がゼロになったわけではない。

上海現地時間の20時(日本時間21時)に、川崎フロンターレは上海上港戦を迎えるが、その2時間前の18時(日本時間19時)に蔚山現代がメルボルンVと対戦する。この試合が引き分けで決着した場合のみフロンターレに勝ち上がりの可能性が残る。

現在勝ち点1にとどまるフロンターレが、ここからの残り2試合で積み上げられる最大勝ち点は7点。

つまり現時点で勝ち点5で並ぶ蔚山とメルボルンVが引き分けてともに勝ち点6にとどまれば可能性はつながることになる。もちろんこの試合に引き続いて行われる上海上港戦を勝たなければ、そこで今季のフロンターレのACLは終わることに変わりはない。

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