「川崎フットボールアディクト」

発災から2年が経過した熊本地震について谷口彰悟、車屋紳太郎に聞いた【麻生レポート】

発災から2年が経過した熊本について車屋は「発災直後よりは状態は良いですが、益城町などはまだ住む家がない方もいっぱいいますし大変だと思います」と話す。また両者とも仮設住宅での生活を余儀なくされているという数万人に上る方々のことに言及していた。実家が被災し、建て直しを余儀なくされた谷口はそういう意味では住むところの大事さを痛感しているとも言える。

二人とも熊本からは遠く離れた川崎でプレーしており、思うように復興には関われていない。だからこそ車屋は巻誠一郎の活動を誇りに思っていると話していた。

「巻さんのツイッター(https://twitter.com/makiseiichiro36)で、やっていることを見たりしますが、高校の先輩ですし、誇りに思えます」

もちろん「熊本に帰るタイミングとかではなにかやりたいとは思ってます」と車屋は話しつつ、「ちょっと遠いですがサッカーを見てもらうのが一番だと思ってます」と話していた。

車屋と同じくプレーで見せたいと話していた谷口はそれに加え「熊本の宣伝じゃないですが、そういうものをできればやっていきたいですね。さり気なくやっていければなと思います」と話していた。消費を通じて復興に関われることを喜ぶサポーターは多いはず。谷口が選ぶ熊本の名産品を楽しみにしたいと思う。

東日本大震災に比べると熊本地震は記憶の風化のスピードが早いように思うが、熊本も気に留めていただければ幸いだ。今ではネットで簡単に寄付などできるので、下記のサイトもチェックしてもらえればと思う。

(取材・文・写真/江藤高志)

ヤフーネット募金、熊本地震
https://docs-donation.yahoo.co.jp/report/kumamoto.html

ふるさと納税災害支援
https://www.furusato-tax.jp/saigai/

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