「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】J1 第9節 川崎vs鹿島 縦への意識が結実。役者のゴールにより4−1で快勝

■立ち上がりの勢いを先制点に繋げる。1−0で後半へ
試合前に行われた小宮山尊信引退セレモニーの余韻の残る中、試合開始のフエが鳴る。

試合の方は序盤から川崎フロンターレが圧倒。前半5分に家長昭博のクロスが相手のOGを誘い先制。その後も苦し紛れにクリアする鹿島のボールを拾い続け、圧倒した。
ただ、追加点を奪えないまま、20分ごろから鹿島が勢いを挽回。互角の勝負に持ち込む。
フロンターレがペースを落とした一因は、球際の激しさによるプレーの断絶も挙げられそうだが、それにしても鹿島にもチャンスを与える流れが続いた。

とはいえ、鹿島には同点ゴールを許さず。前半を1−0で折り返している。

■終始ペースを握った後半
後半開始早々の47分にネットが追加点を決めるが、負けられない鹿島が力を掛けて反撃を試みる。64分に直接FKから(また!)永木亮太に決められて1点差に追いつくが、相手のミスに乗じて奪った65分の中村憲剛の3点目で試合の大勢は決した。

ここからはフロンターレペースのまま推移。81分に大久保嘉人が4点目を決めてダメ押し。失点を1にとどめ、鹿島を押し切った。

(取材・文/江藤高志)

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