「川崎フットボールアディクト」

【プレビュー】J1 第12節 川崎vs浦和 3連勝でホーム帰還のフロンターレが再建中の難敵を迎え撃つ。気持ちがぶつかり合う好ゲームを期待


■慢心はない
鹿島戦での快勝後、中2日の西日本アウェイ2連戦で2連勝。要するに3連勝でチーム状態は上向いている。昨季も序盤戦では苦しんだが、全く同じ経過をたどっているように見えるところが面白いところ。

キツい連戦を経て、ホームに帰還。一息ついた感はあるのかと車屋紳太郎に聞いてみたが、そんな空気は微塵もなさそうだ。

「いやー、まだですね。次の浦和戦、その次のFC東京戦で一旦連戦は終わるので。一週間空きますし。今いい状況できているので、ここで全部を出し切って、この流れを継続したいですね」

引き締まった頼もしい言葉だが、車屋に聞くと勝てているからこそ修正したいという意識付けが鬼木達監督からなされていたという。

「監督も言ってましたが、勝ってるからこそ引き締めて、守備と攻撃の両方においてもっともっとやれることがある」との内容のミーティングが行われたという。車屋は「もっともっとチームで相手を圧倒できるように」という言葉も述べており、現状に満足しない姿勢を示している。

直近の3連勝中、川崎フロンターレは8得点2失点の数字を残している。十分な結果に思えるが、チーム全体の総意としてこれを上回る数字を目指すのだという方向付けでチームは動いている。

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