「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】J1 第12節 川崎vs浦和 2失点後、GKの退場も含めた劣勢を跳ね返せず

■浦和を圧倒しながらも先制点を奪われる。0-1で後半へ
両者とも気持ちの入った試合は、序盤から共に圧力をかけあう展開に。その中でもパスを繋ぐ川崎フロンターレに対し、浦和はパスミスからロストする場面が増える。

ペース自体はフロンターレが握るが、カウンターからの攻撃で浦和がチャンスを作るという流れになる中、15分に興梠慎三に先制点を奪われてしまった。

1点ずつ取ろうと前に出るフロンターレではあったが、バイタルエリアまでは持ちこみながらも決めきれない、と言う展開で前半を終えている。

■不運な展開
後半立ち上がりに2失点目を奪われて劣勢に立たされるが、ペース自体は悪くはなかった。1点決まれば追加点も、という中、チョン・ソンリョンがナバウドの決定的な飛び出しを危険なタックルで止めて一発レッド。
すでに3枚の交代カードを切っていたため、GKには奈良竜樹が入った。

奈良はポジションを高く取り続け、マイボール時にはスイーパーというくらいの位置取りを取り続け、前に行くのだという意志を示した。

ただ、試合終了まで追撃弾は決まらず。0-2で敗戦する結果となった。
フロンターレに限らず浦和にもあったのだが、この試合を吹いた木村博之主審はPKのルールを知らなかったようで、ペナルティエリア内のファールを見過ごし続けた。それが結果的にゴール前での激しめのプレーを誘発させていたのが残念なところ。

激しさとファールを混同しているレフェリーが多いような傾向がある。

(取材・文/江藤高志)

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