「川崎フットボールアディクト」

【レポート】J1 第20節 川崎vs横浜FM チームワークで勝ち取った大事な一勝。

■つながった1点目
足元の技術や守備力、機動性を考えれば守田英正の能力は川崎フロンターレでレギュラーを取れるだけの力を持っている。ただ、中村憲剛は彼の能力を尊重しつつも「もっとやってくれないと困ります」と話す。日々、その憲剛からのレクチャーを受けてきた守田が備えてほしいスキルの一つが30〜40mほどの距離の縦パスだった。守田はこれまで、そうしたパスの成功率が必ずしも高くはなかった。

だから前半34分に、家長昭博に付けた縦パスを誰が出したのか、しばらく確証が持てなかった。その縦パスを付けた守田は「あんなパスを出したのははじめてだったので。ちょっと興奮しました」とゴール後の喜びを振り返る。大島僚太からの横パスをダイレクトで家長に出したあの縦パスは掛け値なしに完璧なものだった。

(残り 1991文字/全文: 2329文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ