「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】J1 第25節 G大阪vs川崎 2失点目を喫し敗戦

■先制を許し、大島僚太が負傷交代。0−1で後半へ
立ち上がりから目立ったのが、くさびのパスを受ける小林悠に対する激しいチャージ。前線でボールを保てず苦労する。この試合から復帰した今野泰幸の守備もフロンターレを苦しめた。

前半7分にCKから失点。

G大阪は最終ラインを5枚にし、さらにハイラインかつ全体を20mほどとコンパクトに維持し、フロンターレの攻撃をブロックし続けた。なかなかタフな展開だった。

41分には大島僚太がケガで交代。泣きっ面に蜂状態。

30分過ぎごろに気がついたが、ボールボーイが緩慢な動きでアウトボールを投げ入れなくなった。意図的なものかどうかはわからないが、見ていてイライラしただけに、選手たちが平常心を保てるのかどうかが気になるところ。

0−1で後半へ。

■手痛い敗戦
まずは同点を狙った後半は立ち上がりから攻め込む展開。ところが55分にCKから追加点を奪われてしまった。

ボールは握っているのだが、ハイラインの裏を突ききれず。決定機を作れない。
守備を固めるG大阪の術中にハマった形。細かいところでプレーの精度が上がらなかった。

試合の流れの中で危ない場面はほぼ作らせなかったが、それでも結果は0−2。守備をかため、セットプレーで得点を奪う。そういう狙いを持っていたG大阪に、そのゲームプラン通りの試合展開を完遂させてしまった。仕掛けられたフレームを崩せなかったという意味で完敗だった。

優勝への道は楽ではない。

ちなみに後半ボールボーイの動きは改善が見られた。ハーフタイムに何らかのアクションがあったのかも。

(取材・文/江藤高志)

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