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【速報レポート】ルヴァン杯準々決勝第1戦 逆転ゴールは奪えず。1−1で決着

■ボランチ谷口彰悟を筆頭に局面で鹿島を圧倒。押し込む前半
谷口彰悟が出色の出来。
舞行龍ジェームズも足元で素晴らしいプレーを見せた。
その舞行龍の頭を超えるクロスで先制点を許したのは残念だったが、押し込み続けた攻撃を知念慶の個人技で仕上げようとしたところ、ファールを受けてPKに。
これを知念が決めて貴重なアウェイゴールを手にした。

直近のG大阪戦のスタートメンバーから継続したのは両サイドバックのみ。谷口彰悟、中村憲剛も先発していたが、この試合に関してはともにボランチでの出場ということで、G大阪戦先発の11ポジション中、9ポジションを入れ替えた形での試合だということを考えると非常にいい内容だった。

押し込めていただけに逆転ゴールがほしいところ。

■2点目ならず
後半も基本的に主導権はフロンターレが握るが、前半ほどには鹿島を崩せず。膠着状態のまま試合は進んだ。

選手交代、一枚目は59分の齋藤学から長谷川竜也に変えたもの。早めの決断だったが、誤算があるとすれば3枚目を足をつらせた知念に使わざるを得なかったということだろうか。

試合はその後82分にポストを2連続で叩く決定機を迎えるがゴールは奪えず。

逆転ゴールは奪えなかったが、鹿島に勝ち越しゴールも与えず。アウェイゴールを1点手にし、引き分けという結果でファーストレグを終えている。

(取材・文/江藤高志)

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