【速報レポート】J1 第26節 川崎vs札幌 7選手で7得点。無失点の大勝
■悪い時間帯を耐えて反撃。3−0で後半へ
パスミスの連鎖が止まらず、リズムがつかめない。
攻められないなら攻められないで、自陣でパスをつないで凌ぐ時間帯を作ればいいのだが、連携がはまらずパスを繋げないことで札幌のプレスをもろに受けてしまう状態が続いた。
非常に苦しい前半。
とここまで書いたのが20分頃。
ミスが続いていた大島僚太が、一本のスルーパスで形勢を逆転させたのが28分のこと。車屋紳太郎を縦に走らせてからの連続攻撃で家長昭博が先制点。この得点でペースを掴んだフロンターレが、前半だけで3点を奪った。
下田北斗が前を向けないのが気になるところだが、それにしても前半だけで3−0としたのは悪くない。
後半も緩ませず続けてほしいところ。
■後半も攻め続ける
後半見違えた下田北斗の積極性などもあり立ち上がりからフロンターレペースで試合は推移。分厚く攻め続けた。
57分に下田が移籍後初ゴールを決めてゴールラッシュの口火を切ると、集中の切れた札幌ゴールを次々に陥れた。
後半アディショナルタイムに途中交代出場で、公式戦初のピッチを踏んでいた田中碧がダメ押し弾を決めて7−0とした。
7選手で7得点を決めるという勝利となった。
(取材・文/江藤高志)
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