「川崎フットボールアディクト」

【プレビュー】J1 第29節 鹿島vs川崎 首位には立ったが油断はない。好調鹿島との厳しい戦いを勝ちきりたい


■好調鹿島
ここ最近の鹿島は強い。

直近最後の敗戦は9月1日に広島に1−3で敗れたリーグで、その後川崎フロンターレと対戦した9月5日のルヴァン杯準々決勝第1戦を劣勢ながら1−1と引き分けて以降7連勝と好調だ。

9月9日ルヴァン杯準々決勝第2戦フロンターレ戦 3−1
14日Jリーグ湘南戦 2−1
18日ACL天津権健戦 3−0
23日Jリーグ札幌戦 2−0
26日天皇杯広島戦 2−0
29日Jリーグ神戸戦 5−0
10月3日ACL水原戦 3−2

見てわかる通り7連勝中はすべての試合で複数得点を奪う一方、無失点試合も4試合に上る。攻守のバランスが取れているのは明らかだ。

ACL水原戦は序盤にアウェイゴールを2点取られる厳しい立ち上がりを強いられたが、そこから驚異的な粘りを発揮。追加点を与えない一方、後半アディショナルタイムに内田篤人の逆転弾が決まる劇的な展開となった。

リーグ戦では前節の神戸戦を5−0と大勝。勝ち点を45に伸ばし3位に浮上している。この結果、首位フロンターレとは勝ち点11差としており、この直接対決に勝てば勝ち点差は残り試合5の段階で8にまで縮まる。つまりリーグ戦での逆転優勝の目が出てくるということになる。4大会すべてでの優勝の可能性を残すためにも鹿島のこの試合にかける気持ちが強いものになるのは間違いない。

そんな鹿島に対し、小林悠は率直に警戒感を口にする。

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