横浜FC、栃木ウーヴァFCとの練習試合が行われる【麻生レポート】
10月14日に、横浜FCと栃木ウーヴァFCを迎え練習試合が行われた。ともに45分を2本ずつ行っている。
11時からの横浜FC戦にいわゆる主力組が出場。前半はサイドにまではボールを持ち出す一方、シュートの形はあまり作れず無得点で終わる一方、ミスからのカウンターを何度か受けてピンチを与える展開に。
0−0で折り返した後半もゴール前を閉められてはいたが、後半途中に中村憲剛に代わりピッチに入っていた下田北斗がシュート。「うまく流し込めました」と話す得点で先制点を奪った。齋藤学が右サイドを突破してクロス。ゴール前に飛び込んだ家長昭博にはわずかに合わなかったが、このこぼれ球をうまく蹴り込んだ形。
その後、齋藤が知念慶(見学者から赤崎秀平ではないかとの指摘がありました)からのパスを受け、独走してGKと1対1の形を作る場面などチャンスはあったが、追加点は奪えず。結局1−0で終了となった。
必ずしもいい内容では無かったのではないか、との質問に、谷口彰悟は「練習試合だったので多少チャレンジする部分と、いつもやっていないことにトライするところを意識してやってましたが、その分ミスとかも多かったのは事実です」と答えつつ「ただもっともっとチャンスを作りたかったというのは正直なところで、決定機をもっと作れないと寂しいなというのは正直ありました。チャンスになりそうだなというところをみんなが逃さないとか、行けるというところでみんなが迫力を持ってゴールに入っていく。そういうのをもっともっと出していかないといけないというのは強く感じました」と反省していた。
またコンディション面の難しさがあったのも事実。今週は3連休があったため、ここまで体を追い込んできていたという状況にある。13日の練習も普通に行われていたとのことで、そうした中での練習試合だということを踏まえると、1−0の結果はある程度やむを得ないとも言える。
なお、2試合目の栃木ウーヴァFC戦は、前半が3−0。後半は2−0で、合計5−0で勝利している。
(取材・文・写真/江藤高志)