「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】J1 第30節 川崎vs神戸 攻撃性を発揮して5得点。逆転勝利を飾る

■前半だけで3失点。1点ビハインドで後半へ
試合開始直後の神戸のプレスをかいくぐりつつペースを掴む。
先制点は登里享平が倒されて得たPKを小林悠が決めたもの。

その後不運なOGで同点ゴールを許すと、バイタルエリアをうまく使われてさらに2点を奪われた。3失点は今季最多失点。

基本的にボールを握り続けているが、それが思うようにゴールにつながらなかった前半終了間際に2点目が決まる。ドリブルで持ち上がった大島僚太からのパスを家長昭博がダイレクトで蹴り込んだ。
点の取り合いとなった前半を2−3で折り返している。

■後半3得点で逆転
後半立ち上がりからペースを掴んむ中、齋藤学が移籍後リーグ戦初ゴールを決めて同点に追いつくと、その4分後には中央をパスワークで崩して大島僚太が逆転ゴール。さらに76分にはエウシーニョがダメ押し弾を決めてリードを2点に広げた。

同点にされた時間帯以降、パワーをかけてきた神戸に対しフロンターレは落ち着いてボールを回してこれをいなした。

6点目、7点目を取れそうなチャンスを作り続けた中での勝利は強さを印象づけるものとなった。

見事な逆転劇だった。

(取材・文/江藤高志)

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