「川崎フットボールアディクト」

2018Jリーグアウォーズ・家長昭博のMVPを始めとして大量受賞【レポート】


18日に横浜アリーナで開催された2018Jリーグアウォーズにて、家長昭博がMVPを受賞した。家長はベストイレブン自体が初めてのことで、当然のことながらMVPも初受賞となる。またフロンターレからのMVP選出は3年連続の快挙。


○家長昭博(MVP受賞コメント)
「こんばんは。川崎フロンターレの家長です。ちょっとこういう場で喋ったことが無いので手短に行きたいと思います。このような名誉ある賞を、6得点7アシストという平凡な記録でもらうのは心苦しいのですが、本当にありがとうございます。日頃、こういうところで感謝の気持ちを言えないので。川崎のみんなに感謝の気持ちを伝えたいと思います。
川崎の会社の方々、監督、コーチングスタッフのみなさん、偉大なるチームメイトのみんなに支えられてこの賞を取れました。本当にありがとうございます。
自分自身、サッカー人生で一番支えてもらったのは家族だと思いますし、いつも支えてくれてる家族に感謝したいと思います。ありがとうございます。

もうしゃべることがないんですが、さっきのノボリが桶を掲げたのをぼくもここでやりたいのでぜひ川崎のみなさん、お声をいただきたいと思います」

フロンターレからはベストイレブンに7選手が選出されており、同一クラブからの選出数でいうと歴代タイの記録となっている。
(1994年V川崎、2002年磐田)

GKチョン・ソンリョン(初)
DFエウシーニョ(2)
DF車屋紳太郎(2)
DF谷口彰悟(初)
MF家長昭博(初)
MF大島僚太(初)
MF中村憲剛(8)
※カッコ内は受賞回数。

なお、8回の中村憲剛の受賞回数は歴代3位の数字で、38歳での受賞は自身の最年長記録を更新している。ちなみに次点は1994年のラモス瑠偉で37歳だった。

○チョン・ソンリョン(受賞コメント)
「この賞は個人の賞ではなく、GKコーチ新吉さん、章太、安藤、ポープ、みんなで取った賞だと思ってます。ありがとうございます」

○車屋紳太郎
「エウシーニョと逆サイドでサイドバックやるのはあれだけすごい選手ですしすごくプレッシャーでしたが、その責任感でこの一年プレーできたかなと思います」

○谷口彰悟
「初めて頂いたんですが、素直に嬉しいです」

○家長昭博
「チームのみんなに感謝したいと思います」

○大島僚太
「嬉しいです。色々な人に感謝したいと思います」

○中村憲剛
「ここに入れない選手たちもいましたが、本当に素晴らしい集団で、本当に連覇に値する本当にいい後輩たちにめぐまれて、また自分がここに立てたことを感謝したいと思います」

また、大島僚太の第30節神戸戦の得点が最優秀ゴール賞を受賞した。

○大島僚太(受賞コメント)
「試合展開からして、追いかける展開でしたが、ぼくのゴールで追いついて。スタジアムのサポーターの雰囲気があのゴールを生んでくれたのかなと思います」

「ベストゴールというと豪快なゴールのイメージがぼく自身もありますが、ぼくたちが(生み出した)こういうきれいなゴールをベストゴールとして選んでいただけたので、来年もこういったプレーを出せるよう、頑張りたいなと思います」

優勝監督賞受賞の鬼木達監督、フェアプレー賞の受賞を含め連覇したクラブにふさわしいアウォーズとなった。

(取材・文・写真/江藤高志)

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