「川崎フットボールアディクト」

向島建スカウトが大事にしていること【コラム】

大島僚太を発掘したという実績をもって、向島建スカウトは称賛に値する業績を残したと言っていい。そんな向島スカウトと立ち話をしていた時のこと。昨季に続きフロンターレは2018年のリーグタイトルを奪取。チームを連覇に導く原動力の一人となった大島や守田英正といった選手のスカウトについて雑談していたときのことだった。

「もちろん僚太や守田の活躍は嬉しいですが、芽が出なかった選手がだめだというわけでもないんですよね」と向島スカウト。そこで不意に出てきたのが薗田淳の名前だった。薗田は今季、ブラウブリッツ秋田に所属していたが、ケガのために思うようにプレーできず。11月30日にクラブを通し引退を表明していた。その薗田が引退発表を前に向島スカウトに電話を掛けてきたのだという。

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