「川崎フットボールアディクト」

板倉滉の、想像を絶する移籍と周囲の声【コラム】

今オフ最大の驚きはフロンターレから発表された板倉滉のマンチェスター・シティへの完全移籍(とフローニンゲンへのレンタル移籍)だった。

板倉滉選手完全移籍のお知らせ
https://www.frontale.co.jp/info/2019/0115_1.html
昨季、ベガルタ仙台に期限付き移籍しておりました板倉滉選手の、今季、マンチェスター・シティFC(イングランド)への完全移籍が決定しましたので、お知らせいたします。

当初、仙台に残るか帰ってくるのかの2択だと聞かされていたこともあり、とにかく驚いた。

個人的に、アマゾンプライムビデオで公開されているオール・オア・ナッシング ~マンチェスター・シティの進化~ (字幕版)を見ていたことも驚きの要因だった。現実離れしたサッカーチームに、日常的に接していた選手が籍を移す。その現実が信じられなかった。

そんな板倉は、彼が高校2年生だった2014年の綾町での一次合宿に岡田優希と共に参加(当初、高校3年としてましたが、2年の誤りです。また三好康児も含めていましたがこちらも誤りでした。お詫びして訂正します)。高校生ながらヘディングの対応については自信を持っており、なんとかアピールできないかと試みていた。なぜならば合宿への参加によりトップ昇格への思いを強くしたから。だからCBとしてコンビを組んだ中澤聡太に「ヘディングのクリア、やらせてください」と懇願。「そういうのはオレがやるから」と一蹴されるという経験もしていた。

ただ、できることは何でもやる、という泥臭さがプロとして大成するときに必要な要素なのは間違いなく、それが今回の移籍につながった側面もあるのだろう。

(残り 951文字/全文: 1649文字)

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