「川崎フットボールアディクト」

【レポート】綾町4日目「大島僚太が考える、カップ戦対策」

大島僚太が今季も副キャプテンに選ばれている。鬼木達監督体制下では3年連続でのことで、小林悠キャプテンを、副キャプテンのチョン・ソンリョン、谷口彰悟とともに支えていく形になる。

綾町合宿4日目の19日の練習後、その大島に発表されたコメントについて少しばかり深掘りして話を聞けた。参考までにクラブからリリースされた大島の、副キャプテン就任のコメントは以下の通り。

2019「キャプテン・副キャプテン」決定のお知らせ
https://www.frontale.co.jp/info/2019/0118_1.html
◇大島僚太
『昨年、チームのみんなには、いろいろな事を要求しあえるチームにして、みんなで戦っていきましょうという話をさせていただきました。すごく良いチームとして戦うことが出来たと思います。しかし、カップ戦では非常に悔しい思いをしたシーズンになりました。今年はトレーニングのワンプレーワンプレーから勝負にこだわり、戦うチームになって進んでいけたらと思っています。よろしくお願いします』

このコメントの中で「要求し合うこと」「良いチームとは?」「カップ戦の弱さをどう克服するのか」という部分が気になった。

特にカップ戦の弱さについてはチーム内でも問題として認識されている部分で、これが克服できなければリーグ戦三連覇とともに視野に入っているACL制覇は成し遂げられない。この部分について大島は副キャプテン指名時に、全選手の前で次のような意見を口にしたという。

「どんなに連戦で厳しい状態でも紅白戦において、きついのも承知の上で、きつい中でどう守って紅白戦で勝つのかも含めて勝負にこだわること。今までがこだわっていないわけではないですが、さらにこだわってということを考えています」

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