「川崎フットボールアディクト」

4戦連続未勝利だからこそ、強気な姿勢で等々力初勝利を/ACL GS第2節 川崎vsシドニーFC【プレビュー】

■相互理解を深める
言うまでもないが、表層的に見えている流れは悪い。

浦和を相手に1−0で勝利したゼロックス杯以降、Jリーグは3試合。ACLは1試合を消化して3分け1敗と勝ちがない。連覇した昨季の強さの源泉だった攻撃陣は湿りがちで、3戦連続失点中の守備陣は堅守とは言い難いものがある。

そうした数字の悪さとは裏腹に、チームは前向きに現状と向き合っているのが救いだ。横浜FM戦翌日の練習場では選手たちが反省を兼ねた話し合いを行っていた。

守備陣で言えば奈良竜樹、守田英正、田中碧の3選手がジョギングしながら意見を交換。この話し合いを踏まえた田中は「もっと細かいことを突き詰めていけばもっと良いサッカーができるんじゃないかというのは感じました」と前向きだった。

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