「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】ACL GS第2節 川崎vsシドニーFC 齋藤学が決勝点。1−0でシドニーFCを下す

■主導権争いを制するがゴールは生まれず。0−0で後半へ
序盤、激しくプレスをかけてくるシドニーの守備に追い詰められる場面も見られたが、紙一重でかわし続けたのは見事。落ち着いたボール回しでリズムを作る。

序盤こそシドニーに持たれる時間帯もあったが、15分頃からフロンターレペースに。主に長谷川竜也と登里享平の左サイドから崩すが、ゴール前での精度が上がらず決定的な場面を作るまでには至らなかった。

分厚く攻める試合展開の中、何度かカウンターを受けたのが怖いところだが前半は0−0で折り返している。

■交代采配が成功
分厚く攻め続けた後半、何度も仕掛け続けた長谷川竜也がシドニーFCの右サイドを圧迫。その影響もあるのか、17番は試合終盤にボランチに移り、交代出場の31番が右サイドハーフに入って長谷川をケアする役割を担わざるを得なかった。
その長谷川は仕掛け続けたことで足を気にする素振りを見せた場面で交代。
長谷川に代わって出場の齋藤学がピッチに立った3分後に決勝ゴール。

試合終盤のシドニーFCの反撃を無失点に抑え、ゼロックス杯以来の勝利を手にした。

(取材・文/江藤高志)

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