「川崎フットボールアディクト」

後半ATの失点を跳ね返せず。主導権を握りながら悔やまれる敗戦/J1 第4節 川崎vsG大阪【レポート】

J1 第4節
3月17日(日)(15:03KICKOFF/等々力/23,982人)
川崎 0 – 1 G大阪

■G大阪のリスペクト
G大阪の遠藤保仁は、タフに戦った試合を次のように振り返る。

「パスを繋いでくるチームに対してちょっとでもスキを見せると(フロンターレは)崩せるメンバーなので。(G大阪)全員のハードワークと連動性というのは必要になって来る試合の中で、多少ピンチはありましたが、全体的には上手く守れたかなと」

フロンターレをリスペクトする発言の先にあるのは、サボったらやられるという危機感だった。格上とまでは言わないまでも、フロンターレの強さを認め、全力で対抗することの必要性を遠藤は口にした。

G大阪の危機感を背景にしたハードワークは、フロンターレに細かなミスをもたらす。前半立ち上がり。フロンターレは試合を落ち着かせることができなかった。連携不足で説明できる1m2mほどのパスのズレによりG大阪は息つく暇を手にし、それがフロンターレの試合運びを難しくさせた。

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