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【速報レポート】J1 第6節 川崎vsC大阪 知念慶が同点弾を決めるが、逆転には至らず

■一人少ない間に失点。0-1で後半へ
C大阪のよく組織された最終ラインの3枚はフロンターレが前を向いて攻撃する局面ではポジションを崩さず。後ろを向いてボールを受ける場面では積極的に前に出ていく、というメリハリの効いた守備を実行。中央で跳ね返されたフロンターレは、サイドからの攻撃でチャンスを作ろうと試みた。

悪くはないが、決定的なシュートにまでには行けず。そんな22分、柿谷曜一朗のミドルシュートで先制を許してしまった。この時間帯、知念慶が止血のためピッチ外に出ており、前線の守備のため、重心が前にかかり気味に。ボランチとCBの間のスペースに入り込まれ、質の高いシュートをねじ込まれてしまった。

1点を追いかけるフロンターレがそれまでと同様にC大阪を攻め立てるが、ゴールを割るまでにはいたらず。0-1で前半を折り返している。

■プロ初の連続弾
後半開始早々の49分に家長昭博から田中碧とつなぎ、最後は知念が決めて同点に。勢いづくフロンターレはC大阪を分厚く攻め立てる。

知念と途中交代出場の小林悠に、奈良竜樹がスルーパスを付けるなど決定機は作るが決めきれず。逆にC大阪の決定機はチーム全員が体を張って防ぎ続けた。

最後まで逆転ゴールを狙い試合を続けたが、あと一歩及ばず。悔しい1-1の引き分けとなった。

(取材・文/江藤高志)

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