「川崎フットボールアディクト」

大島僚太が知念慶の3戦連続弾をアシスト。苦しみながら1−0で勝利/J1 第7節 鳥栖vs川崎【レポート】

J1 第7節
4月14日(日)(14:03KICKOFF/駅スタ/14,463人)
鳥栖 0 – 1 川崎

■意地を見せた出場選手たち
最後まで出場の可能性を探っていた谷口彰悟は残念ながらベンチ外。鳥栖戦が行われた4月14日は2016年に発生した熊本地震から3年目の節目の日でもあった。そういう意味で、出場への思いは連続試合出場記録以上に強いものがあったはず。その谷口と同郷の車屋紳太郎を始めとし、主軸選手を欠く中で行われた鳥栖戦でフロンターレが結果を出した。鬼木達監督が送り出した選手たちが意地を見せた。

全体をコンパクトにした鳥栖は、高く維持された最終ラインに支えられ、フロンターレが保持するボールに対し圧力をかけ続けた。また高橋秀人、高橋義希のダブルボランチが、フロンターレのボランチコンビに対して常に圧力をかけたことで試合運びを難しくさせていた。

そんな中、目新しい攻撃パターンとして見られたのがロングボールの利用だった。たとえば前半7分には相手最終ラインの裏を狙った知念慶と小林悠に対し、舞行龍ジェームズからロングパスが入る。この場面についてはオフサイドを取られたが、高いラインを維持しようとする鳥栖をどう崩すのか。結果的にこのロングボールが決勝点を導くこととなった。

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