湘南戦に続き、前半のうちに先制点を奪いたい。どうしても勝ち点3がほしい一戦/ACL GS第4節 川崎vs蔚山【プレビュー】
■連敗中の蔚山
試合前日の会見の席上、蔚山のキム・ドフン監督は次のような言葉を残している。
「すでに負けた2試合の分析はして練習を積んでいます。川崎の分析も終わっています」
開幕から無敗だった蔚山は、4月17日のカップ戦で今季初黒星を喫すると、続く4月20日のKリーグでも敗戦。このフロンターレ戦は直近の公式戦で2連敗して臨む試合となっている。さらに言うと韓国から日本に遠征した上で、中2日の試合だ。メンタル面、コンディション面の両方で難しさがあることは否めない。
そんな蔚山の選手たちの状態についてキム監督は「明日に向けて(回復のための)十分な時間があったわけではありません」と体調面の難しさを認めている。
一般的に選手たちは、試合が続くと体の重さを口にし始める。それはすなわち運動量の低下につながる。その一方で、蔚山にとってこの試合は、負けなければいいと割り切って臨める試合だ。そういう意味ではかなり守備的に入ることも予想される。そうした点を考慮して試合を展望するのは奈良竜樹だ。
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