「川崎フットボールアディクト」

馬渡和彰の意外性のあるFKと、らしい小林悠の得点で先行。反撃を1失点に抑える/J1 第9節 神戸vs川崎【レポート】

J1 第9節
4月28日(日)(14:03KICKOFF/ノエスタ/25,929人)
神戸 1 – 2 川崎

■イニエスタに行く田中碧
この試合、田中碧がイニエスタにガツガツとプレスをかけ続けていて頼もしかった。さすがに単独では奪い切るのは簡単ではなかったが、背後からつっかけて奪ったり、複数の選手でサンドして奪ったり。イニエスタは神戸の心臓とも言える選手なだけにうまく彼の良さを削れていたように思った。

そんな田中のイニエスタに対する攻撃的な守備について、大島僚太が行かせていたのかと聞いた答えがおもしろかった。

「(田中が)行きたいと、やってみたいと言ってたので。ずっと言ってたので、どうぞって(笑)」

てっきり大島が頼んで田中に行かせていたのかと思ったので、この答えには感心した。ガッと行って外されることもあったが、それでもイニエスタの能力を見極めつつ守備を修正させていった田中の適応力は見事だった。

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