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【速報レポート】J1 第12節 川崎vs名古屋 ダミアンの同点ゴールもあり、1−1のドロー決着

■ミスはあれど、悪くなかっただけに失点が悔やまれる前半
序盤から殴り合いの様相を呈した前半は、ともにハイプレスに苦しむ展開に。

特にフロンターレは、両サイドハーフのミスでボールをロストする場面が散見されており、リズムに乗れないきらいが。

その中でも大島僚太のプレーは圧巻だった。名古屋のハイプレスをボディバランスだけで外すドリブルを見せるなどしたが、その一方でパスコースを読まれ、ミスが出るなどらしくないプレーも。

前半終了間際に、FKからマテウスに先制点を許したのが誤算だが、巻き返せる内容に思える。

なおDAZNによると、前半の支配率は52%対48%で、パス本数は311(80%)対300(81%)とのこと。

■ダミアンの同点ゴール
後半から裏へのボールをより多く使い始めたフロンターレが名古屋を押し込む展開に。ただ、決定的な形までは作れず。

そんな展開の中、後半69分にレアンドロ・ダミアンが、個人技で同点ゴールをねじ込む。中盤を省略したらしくない得点ではあったが、時にはゴリ押しする力強さも必要ではある。

後半はその後、名古屋に支配される展開に。際どく凌ぐ展開の中、85分頃ダミアンが右太ももを痛めて事実上引き分けが決まってしまった形。

試合は5分のアディショナルタイムを消化して1−1のドローとなった。

(取材・文/江藤高志)

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