今夏のJリーグ移籍市場の深層をベテラン代理人が明かす(J論)

「川崎フットボールアディクト」

強さを示した試合の理不尽な結末。この教訓を次につなげたい/J1 第14節 川崎vs浦和【レポート】

J1 第14節
6月1日(土)(19:03KICKOFF/等々力/24,578人)
川崎 1 – 1 浦和

■浦和の試合運び
開始2分。プロデビュー戦の浦和の大卒ルーキー岩武克弥が登里享平からボールを奪ってそのままショートカウンターに。左サイドに展開して宇賀神友弥が速いボールをゴール前に。これに興梠慎三が関与してゴールネットを揺らした。

等々力に集結したフロンターレサポーターが肝を冷やした場面だったが、ここは興梠をオフサイドポジションに置いていたフロンターレ守備陣が一枚上手。オフサイドがコールされてノーゴールとなった。

この場面を筆頭に序盤の浦和は攻撃的だった。フロンターレに圧力をかけ続け、互角に向き合っていた。大槻毅監督はフレッシュな序盤に一気に得点を奪おうと考えていたのだろう。

その浦和は前半15分ごろには前に行くことを自重し始め、フロンターレがフロンターレ陣内でボールを持つことを許容するようになる。

3バックの両側に左右のWBを落として5枚の最終ラインを構築し、さらにその前方に4枚のラインを形成して5−4のブロックを作りフロンターレの攻撃に備えた。

浦和が防ぎたかったのはピッチ中央を割られること。中央を分厚く閉め、フロンターレにサイドを使わせようと意識していた。その狙いの一つが、大島僚太つぶしであろう。特に柴戸海の守備は鬼気迫るものがあり、大島が外して前に持ち出したとしても後追いでファール気味に大島に厳しい守備を仕掛けた。

ただ、意識して使わせたフロンターレの両サイドはそれはそれで驚異になっていた。特に長谷川竜也とノボリが並んだ左サイドは浦和を圧迫し続けており、0−0で折り返した後半54分に結果を出した。

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