「川崎フットボールアディクト」

守田英正「サッカー選手の前に一社会人としてあるまじきことでした」【麻生レポート】

■今後について
再発防止策については、免許証、パスポート、車検証、車の任意保険についてクラブ側が管理することになったとのこと。

この件については、他クラブでの事例を踏まえ、昨季まではクラブ側が管理していたという。ところが今季から内部の事情などもあり管理をやめてしまっていたという。その結果、所属選手が検挙された事実を重く受け止め、強化部が責任をとることになった。

「今回の件は我々も反省しています。止められたんじゃないかなと」(庄子GM)

なお検挙された件については後日、指定された日に簡易裁判所か交通執行課に出頭。これは検挙日から1ヶ月程度あとになるとのこと。そこで事実確認が行われ最終的にうっかり失効が認められれば反則金が課せられて警察側の処分も終了となる。

もし仮にここでうっかり失効が認められない場合、すなわち免許の有効期限切れの事実を知りながら運転していたと認定された場合は「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」が課せられ、最低2年は免許を取得することができなくなるという。

この場合は、クラブとしても追加の処分の可能性もあるとのこと。

ちなみに守田は自分の車をクラブハウスの駐車場に移動済みで、実際に運転を再開するのは出頭後に処分が最終決定した後にすると話していた。

取材の最後に守田は改めて「(クラブやスポンサーなどいろいろな人たちに)迷惑をかけてしまったので、ぼくに出来ることをしっかりやって示していかないといけないと思います」と反省していた。

(取材・文・写真/江藤高志)

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