「川崎フットボールアディクト」

2トップの連携と、左サイドに注目/天皇杯2回戦 川崎vs明治大学【プレビュー】

磐田とのリーグ戦から中2日。今年も天皇杯が始まる。フロンターレが2回戦で対戦するのは明治大学だ。1回戦でブラウブリッツ秋田と対戦し、3−0で快勝して勝ち上がってきた相手だ。この試合では以下の3点に注目したい。

ポイント1「下剋上を阻止」
ポイント2「リベンジ2トップ」
ポイント3「左サイドの連携」


■ポイント1「下剋上を阻止」

天皇杯で対戦する大学生ほど面倒なものはない。Jリーグ王者との対戦となれば何もせずにモチベーションは高くなる。進路が決まっていない選手にとっては、プロに近づく大きなチャンスとなるからだ。そんな明治大学について齋藤学は次のように述べている。

「スカウティングで相手の映像は見ましたが、いいチームだと思いますし、大学生だからといって100%勝てるという状況ではないと思う」

その明治は、関東大学リーグ1部に所属。8試合を消化して7勝1敗で首位に立っている。8試合19得点はリーグ2位の成績で、4失点は最小失点だ。攻守にバランスが取れた相手ということで、侮れない相手なのは間違いない。

実際に1回戦のJ3秋田戦では、シュート19本を放ち3得点する一方、秋田のシュートをわずか3本に抑えており、大学リーグの特徴そのままの結果を残している。

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