オウンゴールの1点で辛勝。中村憲剛は復帰戦で違いを見せる/天皇杯2回戦 川崎vs明治大学【レポート】
天皇杯2回戦 川崎vs明治大学
7月3日(水)(19:04KICKOFF/等々力/8,031人)
川崎 1-0 明治大学
■個の力の差
急造のコンビネーションという側面はあるにせよ、明治大学のタフな戦いぶりに苦戦させられた。前半から明治を圧倒する試合展開を期待していたのだが、思うに任せなかった。
ただ、その中でもフロンターレが優位に試合を進めた理由の一つは、個々の技術の高さにある。例えば明治の岡庭愁人は次のように試合を振り返る。
「止めて蹴るの技術はフロンターレさんは本当にすばらしくて、そこが本当に差なのかなというのは感じました。自分たちが取られて、守備に回って体力を削られて、というのは予想できていただけにミスが多かった。そこは改善していかないといけないです」
来季FC東京に加入する安部柊斗も「ボール回しであったり一つのトラップのところで、パスをどっち足に出すのかにまでこだわっていたので。なかなかボールを取れなかった。チームとして取れなかったので、さすがうまいなとは感じました」と脱帽。両チームとも通常のメンバーからは入れ替えがある編成だっただけに、連携よりも個の部分で差が出る試合だったということが言えるのかもしれない。
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