「川崎フットボールアディクト」

強気の姿勢で臨む。鳥栖戦の課題を修正し、敵地で勝ち点3を/J1 第19節 FC東京vs川崎【プレビュー】

今節は、首位FC東京に勝ち点7差で臨む多摩川クラシコだ。この大一番に勝つための準備をフロンターレは積んできた。

練習は、0−0に終わった鳥栖戦を反省した内容になっており、修正した試合が見られそう。そんな多摩川クラシコについては以下について注目したい。

ポイント1「強気を取り戻す」
ポイント2「前4枚の意味」
ポイント3「相手を仕留める」

■ポイント1「強気を取り戻す」
何はさておき、この試合はどれだけ強気でやりきれるのかに注目したい。これは無得点に終わった鳥栖戦の反省に立てば当然のポイントとなる。

鳥栖戦最大の問題は前からの守備を徹底できなかった部分。鳥栖の攻撃陣の個の能力を警戒するあまり全体が後ろに重くなってしまった。その結果として鳥栖ボールを奪いに行けず、フロンターレらしさを出せない待ちのサッカーを強いられた。

その反省がチーム内にはある。鳥栖戦を踏まえ、どうアプローチしてきたのかを鬼木達監督に聞いたが「自分たちのサッカーをやらないといけない」と指摘して、次のように述べている。

「そのためにはボールを長く持たないといけない。ボールを持ちたいわけでなく、ボールを持たないとゴールにつながらないので。ゴールに向かうためにはまずマイボールにしなきゃいけない。その回数を増やすために1秒でも早くボールを取り返したいと思ってます」

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