島崎竜、3日間の練習参加を終える【麻生レポート】【Days of eveRYOne】
島崎竜の3日間の練習参加が終了した。
オフ明けの22日と23日の練習については、大学生ながらある程度の技術水準の高さは示せていたように感じた。さすがにアカデミーで徹底的に叩き込まれただけのことはある。また紅白戦に加われた24日の練習参加最終日もフルでメニューをこなし、まずまずの手応えを見せていた。
この3日間の練習参加について島崎は次のように話してくれた。
「日本で練習参加する最初のプロのクラブなので他のことはわからないですが、質は今まで行ったクラブでは一番高かったです。ただユースで、今までやってきたサッカーの延長線上にあるレベルの高さだったので食らい付けました。もちろんレベルは違いますが、うっすらと懐かしさを感じました。ユースでやってきたことが生きたところもあったのかなと思います」
なお、今回の練習で一緒にプレーして気になった選手の一人が家長昭博だったとのこと。
「一つ一つのプレーに色がありました」
同じポジションの登里享平については「サイドバックとしてボールの収めどころになれていました。攻撃もすごかったです」とのこと。
ともに居残り練習のパス練習を行った下田北斗については「紅白戦中のボールの配給とか安定感があるように思いました」と話しつつ、ボールを受ける際に前を向く連続動作のうまさが印象に残ったという。
そんな島崎は8月上旬に渡米。大学での新シーズンに備える。
「今回の練習参加で刺激をもらいました。大学に帰ってもっと頑張りたいと思います」と前を向いていた。
(取材・文・写真/江藤高志)