「川崎フットボールアディクト」

世界との対戦で感じた壁と、思い出した強気で勝利を。特徴的なスタイルの大分を攻略したい/J1 第20節 川崎vs大分【プレビュー】


チェルシー戦が行われた先週末に、J1は第20節を消化済み。上位陣はFC東京、横浜FM、鹿島といったチームが軒並み勝利しており勝ち点3を積み上げている。消化試合数が2試合少ないとはいえ、首位FC東京とは勝ち点7差を付けられておりどうしても勝利がほしい試合となる。そうした状況の中の大分戦は以下の3点について論じてみたい。

ポイント1「チェルシー戦の好影響」
ポイント2「コンパクトに」
ポイント3「勝ちきれないホームで勝利を」

■ポイント1「チェルシー戦の好影響」

チェルシー戦で感じたハイレベルなサッカーの余韻がチーム内に残っている。

世界でも指折り数えられるビッグクラブと試合は、それがたとえシーズン前の準備段階の相手だとしても、チーム内に強烈なインパクトをもたらしている。

たとえば中村憲剛は「チェルシー戦の前半なんて特に。今までにない圧みたいなものを感じてたわけで」と振り返る。その一方で「Jリーグではたぶんあそこまでの圧はない」とも話す。だからこの大分戦では「この間(のチェルシー戦)くらいのプレスほどではないと(大分のプレスについて)思うかもしれない」ということ。もちろん瞬間的に強い圧がかかったとしても「そこはかいくぐっていけるようなプレーができれば大分も前から来れない。そうすると押し込める」展開に持ち込めるのではないかと言葉を続けた。

(残り 2435文字/全文: 3003文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ