「川崎フットボールアディクト」

ホームの力強い声援を受け、前節の悔しさを断ち切りたい/J1 第21節 川崎vs松本【プレビュー】

前節、17試合ぶりに複数失点し、16試合ぶりに敗戦したフロンターレにとって、この試合の意味は大きい。なによりも連敗を阻止しなければならないが、その件について聞いた鬼木達監督の答えが良かった。

「連敗できないとかそういうふうに挑むつもりはないです」と語り始めた鬼木監督は「むしろホームなので。前回大分に勝ったときのように、ホームだからこそサポーターと喜びあいたい」と続けた。

「連敗できない」という発想はある意味ネガティブなものと指摘しつつ「もちろん、(連敗)しちゃいけないという思いは強い」とも述べる。ただ、前節との違いは「ホームですしそうやって強い味方が居るわけですから」という部分。スタジアムを埋めるサポーターの前で、力をもらいながら勝利を届けたい、という思いが強いということ。今季はホームの勝率が極端に低いこともあり、連敗阻止ではなく、勝利への強い思いを持って試合に臨むことになる。

そんな松本戦の見どころのうち、3つについて論じたい。

ポイント1「コンディション」
ポイント2「にじみ出る自信」
ポイント3「局面を攻略」

■ポイント1「コンディション」

今節対戦の松本が最後に戦った公式戦はホームの広島戦で、試合日は7月20日だった。すなわち準備期間は2週間あったということ。

(残り 2464文字/全文: 2998文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ