【速報レポート】J1 第21節 川崎vs松本 後半に入っても得点奪えず
■松本の堅守に手こずる前半
基本的にフロンターレが握る展開。ただし松本は中をしっかり締めており、思うようにゴールに近づけず。
また1トップに入った知念慶にパスが入らず、崩しの形を作れなかった。
飲水タイムが必要な天候だということもあり、フロンターレの前からの守備は時間帯を区切って行われた形。コンディションのばらつきがあることもあり、無理はしていない印象。
アタッキングサードでのミスが散見されるが、後半の修正に期待したいところ。
■1点が遠い
後半立ち上がりの時間帯から中村憲剛がポジションを下げ、DFラインまで降りてパスを受けようと試みる。
この動きに対し、途中まではパウリーニョが付いてきたが、陣形を大きく崩すにまでは至らず。
60分頃には前後のサイドプレーヤーを左右で入れ替えて中央に動かすことを意図させるが、思うに任せず。
またレアンドロ・ダミアンから始まった交代采配も功を奏せず、松本に逃げ切りを許す結果に。試合は結局0−0で終了している。
(取材・文/江藤高志)