「川崎フットボールアディクト」

中と外の使い分けや、気になる連続複数失点。課題山積ながらも勝ち点1を積み重ねる/J1 第24節 川崎vs清水【レポート】

J1 第24節
8月24日(土)(19:03KICKOFF/等々力/24,398人)
川崎 2 – 2 清水

■齋藤学の負傷交代

齋藤学の負傷交代は痛かった。試合の流れを左右したとまでは言わないが、影響はあった。齋藤はレアンドロ・ダミアンの技巧的な先制点をアシストした前半14分のプレーを筆頭にピッチを縦横無尽に動き回り、チャンスを作り続けた。

その齋藤が前半32分に負傷する。相手選手がクリアしようとしたボールに対し、体を投げ出してブロック。右足は大きく揺れ、そのまま右膝を押さえて倒れ込んでしまった。

状態が気になる齋藤は、応急処置後、ベンチに戻り試合終了まで試合を観戦している。大ケガであれば試合中でも救急搬送されるものだから、そこまででないのだろうと思いつつ、スタジアムをあとにする姿は痛々しかった。クラブ関係者から取材を見送ることを要請されたため話は聞けなかったが、別れ際に齋藤らしい笑顔をのぞかせながら冗談を口にしていたのが彼らしかった。

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