「川崎フットボールアディクト」

めぐり合わせの悪さを嘆く前に、自分たちに矢印を向けたい。できることをコツコツと/J1 第28節 湘南vs川崎【プレビュー】


天皇杯で敗れていただけに、絶対に勝ちたかったリーグ戦の神戸戦を落としたフロンターレは、3連覇に向けて後がなくなった形。そんな中、迎えるのは常に厳しい戦いを繰り広げてきた湘南だ。色々なめぐり合わせがちょうど悪いタイミングになってしまった感があるが、相手の事情は関係なくしっかりと勝ちきりたい。

ポイント1「タイミングの悪さ」
ポイント2「湘南の特徴を狙う」
ポイント3「最後は自分たちのスタイルで」

■ポイント1「タイミングの悪さ」

タイミングは、悪い。このめぐり合わせの悪さは如何ともし難い。

湘南は、前節の清水戦で0−6で大敗。守備をテコ入れしてくるのは確実で、その件について谷口彰悟は次のように述べている。

「(6失点した清水戦と)同じようなことはやってこないと思いますし、守備の見直しは確実にやってくるだろうし」

ちなみに今季、同じような状況は24節で対戦し2−2で引き分けた清水戦でも起きていた。清水は23節に札幌を相手に0−8で大敗。そこからチームを立て直しフロンターレ戦に臨んでいた。

小林悠は「大敗した後のチームはすごく修正してくるチームが多いですし、エスパルスも大敗したあと、しっかり守備をやってきてたので。そんなに簡単な試合にはならないと思います」と表情を引き締める。

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