「川崎フットボールアディクト」

大島僚太、車屋紳太郎が練習に合流【麻生レポート】


日本代表のベネズエラ戦に招集されていた大島僚太と車屋紳太郎が21日の練習からチームに合流している。

大島は今回の招集を振り返り「代表でのやり方、やりたいことを頭に入れられたのではないかと思います」と話す。大島は、森保一監督率いる日本代表には昨年9月の親善試合に合わせ招集されていた。ところがケガのためにこれを辞退。今回が森保監督体制下での日本代表初招集となっていた。

ベンチで試合を見ていた大島は「出たいなという思い」を持ちつつ「求められていることというか、ボランチに求められていることをどうやるのかのイメージ」を湧かせていたという。また「出るとなるまではあまりスイッチがぐっと入るわけではない」とのことで、冷静に試合を見れていたようだ。

一方の車屋も「出たかったです」と話しつつ、練習で刺激を受けたと話す。

「久しぶりの代表のトレーニングで、普段フロンターレでしかプレーしてなかったので、また違う選手たちとの練習はすごく刺激になりましたし、チームがどういうトレーニングをしているのか。どういうサッカーをしようとしているのかを経験できたというのは次に繋がるのかなと思います」

車屋が言及する日本代表の「次」は、12月10日に韓国で開幕するE1選手権が待ち構えている。このE1ついては、車屋は前回の2017年の大会時に招集されており、悔しい思いをしている。

「E1に関しては前回韓国に負けて準優勝だったので(2017年12月16日にE1最終戦として対戦。日本は引き分けで優勝できたが1-4で敗戦した。車屋紳太郎は小林悠とともに先発フル出場。また阿部浩之が81分から途中交代出場。谷口彰悟がベンチ入り)。そういうリベンジというか、そういうのもしたいなと思っているので。その大会に参加するためにもこっちで結果を残さないといけないなと思います」

大島、車屋の両選手は今回は出番はなかったが一度呼ばれたことで代表の目指す方向性はある程度掴めた様子。次回の招集時には、今回の経験がアドバンテージになるはず。だからこそ、まずはリーグ戦残り2試合に全力を尽くしてほしいところだ。

(取材・文・写真/江藤高志)

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