「川崎フットボールアディクト」

2019年最終戦。横浜FM戦の経験を活かしたい/J1 第34節 札幌vs川崎【プレビュー】

早いものでこのアウェイ札幌戦が今季の公式戦最終戦となる。現在4位のフロンターレは、勝てば4位以上が確定し3位までの可能性がある一方、勝てなければ5位もあり得る状態だ。

そんな札幌戦に向け以下の3点について論じたい。

ポイント1「シーズン最終戦」
ポイント2「札幌について」
ポイント3「横浜FM戦が残したもの」

■ポイント1「シーズン最終戦」

試合2日前の練習中、予定外に鬼木達監督が全選手を集める場面があった。選手たちが集中しきれてない空気があったようで輪の中でしばらく言葉を発し、練習は再開された。この声がけ後の選手たちの動きはさすがに変わったが、この件について、谷口彰悟は次のように振り返る。

「優勝が無くなったり、前回の敗戦からいまいち集中しきれてないような、空気は多少ありました」

ただ、集中しきれないまま最終戦を迎えるのはもったいないという考えの谷口は、この鬼木監督のチームマネージメントを歓迎していた。

「最後ですし、そうやってズルズル行って終わるのは非常にもったいないので。そういう気持ちは監督にもあったと思いますし。それは選手がやっていかないといけないところなので。最後の1試合、きちんと終わらせたいなと思います」(谷口)

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