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小宮山尊信・宅建試験合格からの未来像(1/3)【インタビュー】【無料公開】


小宮山尊信が不動産業に転じているのは以前書かせてもらった原稿で紹介したとおり。

イチゴショートと宅建・小宮山尊信
きれいな膝と、チームプレーの判断

スタンドで見守った初優勝

職人の引き際と新たな接点

その小宮山は、2018年10月に行われた宅建士の試験に一発合格。すでにオールズウェル(ALLSWELL)という名称で法人登記を済ませており、着実に経験を積んでいる。

本インタビューは小宮山が宅建試験に合格した直後の19年1月に行った取材を元にしている。

■家庭内別居?

――まずは合格おめでとうございます。
「ありがとうございます」

――奥さんと一緒に合格したようですが、準備はどれくらいから始めたんですか?
「半年くらいです。前に宅建のマンガを読んだことがあって、これは勉強しないとやばいなと思っていたので」

――専門用語はかなり難しいですよね。
「それまでサッカーしかやったことがないから言葉の意味がわからないんですよね。法律用語がわからないので、一つ一つ調べていくと嫌になるし、わざわざ難しい書き方をしてて、だから最初は勉強に身が入らなかったです」

――奥さんとともに受験することは最初から決まってたんですか?
奥さん)最初から決まってました

けどなかなか手を付けないし、奥さん。

奥さん)私はきっかり3ヶ月前からです!間違いなく3ヶ月前からです」

――奥さんは集中的に勉強したと。
奥さん)めちゃくちゃ、集中的に勉強しました。

宅建は合格まで6ヶ月はかかると言われてたんですよ。でも、奥さん、なかなか手を付けないから大丈夫かなと思って。で、やればやるほど難しいのがわかるじゃないですか。だから早くやったほうがいいよって言うんですが、全然やらないんですよ(笑)。
そしたら3ヶ月前に火が付いて、そこからはじめて」

――逆に3ヶ月しか勉強してない奥さんには絶対に負けられないと。
「負けられないですよ(笑)。絶対に負けられないです(笑)」

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