「川崎フットボールアディクト」

小宮山尊信・宅建試験合格からの未来像(2/3)【インタビュー】

宅建合格直後の小宮山尊信は、まだ不動産業に対し未来を決めかねているように見えた。このインタビューでは、19年1月時点の気持ちのゆらぎのようなものが伝わってくる。
なお、実務を通じた2019年の1年間の経験の中で、やりたいことがだんだん収斂してきつつあると言う。そうした将来像については後日改めてインタビューの形式でお伝えできればと思っている。

■住の手続きをワンストップで

――今後のプランは?
「今のところ、これだけに特化してやりたいということがなくて、実際に今、物件を仕入れて売ったりもすごく楽しいですし、サッカー選手に賃貸で仲介させてもらってるのも楽しい。その中でサッカー選手やってる中で、自分もそうでしたがもっとこういうことをしてあげたら助かるのになということを肌で感じてやれてるので、それを業務にも生かしていけたらと思ってます」

――サッカー選手のニーズは一般人とはまた違うの?
「スピード感が大事かなと思ってて、移籍して次のシーズンまでに家をすぐに決めないといけないですし、すぐに合宿がある。そこまで落ち着かせてあげたいし、自分と選手だけでなく、奥さんとやり取りすることもありますし、引っ越しも大変。そういうところで助けられる事があるのかなとも思います」

――ワンストップで、小宮山くんに頼むと包括的に全部やってくれるみたいな。
「引っ越しに関わる事務的な作業って意外とわからないものなんですよ。色々なものの住所変更のことですが、そういうことも全部任せてくれたら全部やれるような、ということは考えてます。
サッカー選手って物件を見る時間を惜しんで体を動かしたいと思うでしょうし、新しいチームに行くと、他の選手とコミュニケーションを取りたいはずなんですよね。だけど、家のことがあってなかなかできない、ということもある。そういう部分をもっとスムーズにやってあげたいなと言う思いはあります」

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