「川崎フットボールアディクト」

【レポート】綾町8日目「午後練習の中止もあり、密度の濃い戦術練習が行われる」


■GKも足元が求められる。

新ユニフォームので集合写真の撮影後に行われた20日の午前練習は、午後練習が中止されたこともあり、密度の濃いものとなった。

ウォーミングアップに続き行われたのが、GKも入れた10対10にフリーマン7人のとりかご。GKについては5選手ともフリーマンで、グリッドの線上で待つ形だった。つまり後ろからボールを奪われるような状況ではないということ。

今現在、フロンターレは最終ラインがポジションを高く維持するハイラインへの挑戦を続けているが、その際に重要になるのがGKの足元の技術。前方からプレスをかけてくる相手選手を外しパスをつなぐ判断力と技術力が問われることになる。そういう意味でとりかごの中にGKが入りパスの技術を磨くのは必要なことでもある。

なお馬渡洋樹にハイラインについて聞くと、次のような答えが帰ってきた。

「自分的には今年の方がやりやすい感じはあります。愛媛の時もハイラインはやっていたので。どちらかというと自分、こっちの方がやりやすいというか。後ろで待ってるよりは前の処理とかハイラインでビルドアップに一緒に関わるこっちのやり方の方がやりやすいです」

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